お部屋づくりが子育てを支える理由

子ども空間
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自分の子育てに自信がなく、インターネットで正解の子育てを探していませんか?

乳幼児期は、感情表現が豊かで手を焼くこともしばしば。何を言ってもやっても聞き入れてくれないことがあります。

私たち大人も昔は子どもでした。そんな子ども時代のことは、すでに忘れてしまった方も多いかもしれませんが、幼くても子どもなりに感じ考えています

他人をコントロールすることはできません。それは、子どもも同じ

大泣きしている子どもは、結局自分の力で泣き止むしかないのです。そこで直接的な声掛けだけでなく、子どもの身の回りの環境を整え、今を受け入れて見守っていく間接的なサポートも一つの方法です。

大人が思っている以上に自分で考えて行動できる小さな小さな人間です。声を掛けたり、実際にお世話をする直接的な働きかけだけでなく、子どもの身の回りの環境を整えて見守っていく間接的な働きかけも子どものためにやってみませんか?

こんにちは!“子どもから学ぶ“あさみです。
幼稚園、保育園で10年以上勤務し現在はベビーシッターをやっている子どもと関わるプロでも我が子の子育てはうまくいかないことだらけ!!“子育てと保育は全く違う!!“を感じつつも、子どもにとって環境が重要だと感じ、客観的な保育視点から育児も保育も楽しむコツを書いています。

子どものために頑張るママさんこそ、模様替えをしてみよう

親のできるサポートには、大きくわけて直接的なサポート間接的なサポートがあると思います。

直接的なサポートは、親が直接声をかけたり何かをやってあげたりすること。

間接的なサポートは、子どもが自発的に行動できるように身の回りの環境を整えたり、興味を広げたり深められるように環境に配慮すること。

幼いほど自分でできないことが多いので直接的なサポートが多くなります。また、子ども自身も親に甘えることで精神的にも安心する為、直接的なサポートを好む傾向があります。

しかし直接的なサポートは、時に子どもをコントロールしようとしてしまいがちです。自我が出てくる2歳前後になると、その親のコントロールされることを嫌がり言うことを聞き入れずに反発することも多くなります。

そんな時に助けてくれるのは、間接的なサポートです。間接的なサポート内容は様々ありますが、ここでいう一つのポイントはお部屋の模様替え!

子どもにあったお部屋の模様替え(環境設定)は、保育の経験からも子どもにとって重要であると言い切れます。保育をする際には、まず室内環境を設定し保育を進めていきます。安全、安心できる環境の中で、子供達が自発的に興味関心を広げれるようにするための基礎だからです。

どんなに技術のある保育士でも、環境が整っていなければ子どもにとって良い保育を提供するとこはできません。

これは家庭の子育てでも同じ。子どものことを思って一生懸命やっているママでも環境が子どもにとって安全安心でなければとても大変です。

一生懸命子どもと向き合っているママさんこそ、子どもの興味関心に合わせた使いやすいお部屋に模様替えをしてみませんか?

子どものために、模様替えをすることは子どもを知るきっかけになります。

1年で子どもは大きく成長し変化する

子どもは1年で大きく成長します。0歳だった赤ちゃんは1年で歩けるようになり、その1年後には言葉でコミニケーションが取れるようになります。年齢を重ねると身体や指先を柔軟に動かせるようになり、興味関心にも個性がでてきます。

成長に合わせて定期的に“我が子の今“に合わせたお部屋づくりは、子どもを知るきっかけになります。親は未来の子どもに目を向けがちです。親が思う望ましい子どもの姿も確かに重要ですが、今目の前にいる子どもが、何を困っているのか?どうしたら自分でできるのか?何に興味があって何が好きなのか?そんなことを考えながら、子どもに合わせたお部屋づくりは、とても楽しく新たな発見もあるかもしれません。

おしゃれじゃなくてもいい、ちょっとごちゃっとなっててもいい、家族のためのお部屋づくりは意外と楽しい子育ての一つです。