いつから赤ちゃんが寝返りを始めるの?

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動き始めの赤ちゃんと快適に過ごすにはリビングの模様替えが重要!

寝返りを始めたら…ハイハイし始めたら…この先どのように子育てが大変になっていくのか想像できず不安になっていませんか?

初めての子育ては分からないことがいっぱいです。そこでまずは、赤ちゃんを知ることから始めましょう。そうすることで、これからの成長がイメージができ余裕を持って対応できるようになります。

赤ちゃんを知るといっても何から調べたらいいか…皆何に不安になっているかも分からない状態です。そんな方は、お部屋の環境から赤ちゃん仕様にしてみませんか?

この記事を読めば、動き始めた赤ちゃんに合わせてお部屋作りのポイントを知りつつ、赤ちゃんを知るきっかけを作ることができます。

子どもに合わせたお部屋づくりは、赤ちゃんだけでなく幼児になっても必要になってくる子育てを楽にするヒントがたくさん詰まっています。是非試しに取り組んでみてください。

寝返りはいつから?

寝返りは、首が座ってから赤ちゃんが自ら身体を動かしうつ伏せになる動作です。保育園やシッターで様々な子どもたちを見て思いますが、赤ちゃんの時期の発達スピードは個人差が大きく『○ヶ月に寝返りができる』と明確に断言できません。

一般的には4ヶ月から6ヶ月頃が多いようです。

保育園、シッターの経験から感じることは、0歳から子どもの性格も大きく影響しているように感じます。マイペースで穏やかな赤ちゃんは寝返りやはいはいがゆっくりだったり、身体を動かすのが好きな活発な赤ちゃんはあっという間にハイハイをしていたり、体が大きくて重く筋力が必要でなかなか寝返りができない子もいれば、身軽な赤ちゃんはすんなり寝返りができたりと3ヶ月から10ヶ月あたりまでは様子を見ながら子育てする必要があります。

寝返りが見られるようになったら、大人仕様から子ども仕様へお部屋も変化させていきましょう。

寝返りを始めたら子どもに合わせた模様替えの準備を

寝返りができると、自分で興味のあるところへ自由に動き始めるまでカウントダウンが始まりました。これから、ハイハイやつかまり立ちをしながら筋力を付け、自分で自由に移動できる範囲を広げていきます。そして、子どもの届くところは全て触りに行きます(笑)

赤ちゃんは興味関心の塊

赤ちゃんは、自由に動き始めたら興味のあるところへ一直線手を伸ばして届く場所は全て触り、開けられるところは開けて引っ張り出すを繰り返します。赤ちゃんの性格により激しさの差はあれど、全ての物が不思議で興味がある赤ちゃんにとって、日々発見の連続なのです。

赤ちゃんは、なんでも口に入れます。それは、舐めて物の形状や固さなどを知るなど発達的な意味もあります。口に入れると誤飲や窒息の危険もある為、取り除くことが必要です。

まずは、安全な環境で赤ちゃんが十分に身体を動かせるようにお部屋を作っていくことが重要です。

赤ちゃん仕様にしていないお部屋は、何倍にもお世話が大変になる

なぜ、赤ちゃん仕様にお部屋を変えないといけないのか?それは、赤ちゃんは、まだ言っても理解できる年齢ではありません。ある程度大きくなると「触っちゃダメだよ」「口に入れたらダメだよ」「投げたらダメだよ」という言葉も理解でき守るようになってきますが、1、2歳あたりまでは(子どもによっては3歳あたりまで)興味関心が優ってしまいます。

子どもをコントロールしようとするよりも、環境を変えた方が早いのです。そしてその環境づくりが子育てを大きく助けてくれるのです。

赤ちゃん仕様にするためのお部屋の模様替えポイント

家事や育児に追われながら、部屋の模様替えなんて大変と思われる方もいるかと思いますが、子どもができることが徐々に増えていきます。それに合わせて徐々に準備を進めていけば大丈夫です。

ある程度のポイントを押さえておけば、大きな事故につながることを防ぐことができます。

赤ちゃんにとって安全な環境であること

“赤ちゃんにとっての安全を確保するこれが一番重要です。家の中であっても、赤ちゃんにとっては危険がいっぱいです。赤ちゃんが安全な場所で安心して遊べる環境は、子育てをしやすくする重要なポイントです。

①小さなもの、危ないものは子どもの手の届かないところへ

先ほど言ったように、発達上なんでも口に入れます。小さなものを床や手の届くところへ置くことをやめていきましょう。目安としてはトイレットペーパーの芯に入る大きさ(4センチ未満のもの)は、誤飲してしまう可能性がある為危険と言われています。

また、ハサミやライター文具など子どもが触ると危ないものは手の届かないところへ置くようにしましょう。

②階段やキッチン、浴室などは、子どもだけでは行けない工夫を

赤ちゃんの行動範囲が広がると、子どもだけでは危ない場所があります。それは、階段、キッチン、浴室などです。まだ危険という意識が赤ちゃんにはない為、そういったところへ行けないようにベビーサークルやベビーゲートなどをして行けないように対策する必要があります。

③落下物に注意

手の届かない場所に色々なものを避難していくと、地震や何かの拍子に床にいる赤ちゃんに落下する危険性が高くなります。特に、コンセントから伸びている線を赤ちゃんが引っ張り落下するなど予想されますので、ポット、炊飯器等はキッチン等の赤ちゃんが入ることのできない場所に置くことが望ましいです。

④家具の角には要注意

子どもの目線は大人よりもだいぶ低いです。ちょうどテーブルのや家具の角などが子どものたった目線あたりにくることもあるので注意が必要です。家具を選ぶ際、角がないもを選んだり、クッション材が売ってるのでぶつける可能性がある場所にはつけておくと安全です。

⑤登ってしまう物を撤去したり、転落防止の対策を

ある程度大きくなってくると、子どもの腰あたりの場所であれば登れるようになります。椅子やローテーブル、ソファーなどに登って転落、怪我をする可能性も出てきます。我が子も、椅子を自分で引き出しダイニングテーブルに登る時期がありました。そうならない為にも、椅子を引き出せないような工夫したり、ソファーなどの下にクッション性のあるマットを引くなど対策をしておくと安心です。

・事故防止バンドブック

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_002/asset/consumer_safety_cms205_230131_01.pdf

消費者庁でも、子どもを事故から守る事故防止ハンドブックにより月齢別で危険な箇所や注意した方が良いことを分かりやすく掲載されています。知ることで対策でき、安心して子育てできる環境がうまれます。是非ご覧になって見てください。

子どもの遊ぶスペースは、親のくつろげる場所の近くに

赤ちゃんのことばかり考えてしまうと、親のくつろげるスペースがなくなってしまうことも。

自分がよく座る椅子、ソファー、机、など親もくつろぎながら、赤ちゃんと過ごせるようにすると子育ての負担も少し軽減されます。乳幼児期は、親の近くで遊びたがります。少し大きくなったから、子ども部屋を作りおもちゃを収納しても結局リビングに持ってきて遊んだりとストレスになることも。

子どもは親の近くにいることで安心したり、一緒に遊びたがったり、この世で一番大好きな存在です。なるべく自分が寛げる場所に子どもたちの居場所を作ってあげるといいと思います。また、乳児期は目を離せない時期でもあり、安全の為にも自分のくつろげる場所と赤ちゃんの過ごす場所を共有できるといいと思います。

玩具は絞って、収納はシンプルに

赤ちゃんは、自分で片付けたりすることはできません。しかし、箱の中に自分で物を出し入れできるようになる1歳あたりから片付けを意識させることは今後のためにも大切です。収納の仕方は、入れる、出すが簡単なものがおすすめです。幼い子どもでも簡単にできるからです。

遊ぶスペースと玩具の収納場所を切り分けてるご家庭も多く見られますが、遊ぶ場所には子どもが手に届く場所に玩具が収納されていた方が、自分で考えて遊びたい物を選び遊ぶという経験にも繋がります。

そうすると家が散らかり大変なことになるんです。そんな方は、持っている玩具すべてを子どもの手の届くところへ置くのではなく、月齢にあった玩具を選定して収納すると効果的にです。また、定期的にしまってある玩具と入れ替えることで、月齢が低いお子さんほど新しい玩具だと思い興味を持ってくれます。また、保育現場ではよくみられるのですが、まだ子どもが遊んでいたとしてもその周辺にある遊び終わった玩具を定期的に大人が片付けていくことです。そうすることで、最後の片付けが大変ではなくなります。

玩具は、成長するにつれて自然と増えます。子どもを観察し、最近使わなくなった玩具などが出てきたら一旦押し入れにしまうなどして、玩具を収納できる量で置いて置くことで片付けも楽になります。

最初は片付けなんてしなかった赤ちゃんも、一つでもいいから大人と一緒に片付ける経験を積むことで徐々に片付けが上手になっていきます。

まとめ

生まれたばかりの赤ちゃんは泣くことしかできない存在です。それが1年2年と大きく成長し、できることが徐々に増えていきます。成長に合わせて、行動範囲も広がり興味関心も広がっていきます。自我も出てきて、日々の子どもの成長は親にとって嬉しいことです。

しかし、子どもの成長に合わせ安全な環境を整えていかなければ、自由にのびのびと過ごせなくなってしまいます。『そこを触ってはダメ!登ってはダメ!行ってはダメ!』そんな禁止事項ばかりを声かけをしてしまう時期があります。それは、子どもに問題があるのではなく、もちろん親に問題があるんでもなく、環境に問題があると思っています。

子どもには、なるべく肯定的な声かけをしていく為にも環境は重要なポイントなのです。

一つ注意することは、完璧なお部屋を目指さないことです。

子どもの行動は大人の予想の斜め上をいきます。それが、大変なところでもあり面白いところでもあります。赤ちゃんに危険がなければ、多少散らかってしまうことや引き出しから物を出したりしても良しとする余裕は必要かもしれません。

上記で挙げたポイントをうまく押さえて、あまり気合いを入れすぎずにお部屋の模様替えを始めてみませんか?子育ては、うまくいかないことばかり…私も親としての忍耐力をいつも鍛えさせられています。そんな自由奔放な子どもとの暮らしを少しでも穏やかにする為のお部屋づくりは、子育てする親の力になってくれますよ。